査読終了 ― 2006年05月01日 23:21
懸案だった論文査読報告書は、昨夜深夜2時半までかかってウェブ上の査読報告入力フォームに書き込んだものの、最後のコメント入力ページの入力に時間がかかりすぎたのか、タイムアウトになったらしくて送信できずに全てが無駄になってしまいました。。。結局、今日の午前中に先に全部タイプしておいて、途中でなるべく追加コメント等せずにコピペして終えました。
午後は眠たくなりながら、本日届いたCADソフト体験版の評価を行いました。CAD学習のための時間もあまりない上、PC1台で7人の学生が交代で練習するとなると、ちょっと高機能すぎて習得するのが大変かも。やはりフリーの汎用CADで平面図を描くところまでやって、後は3D樹木やベンチ等を置いていくだけの方が良いかもしれません。
午後は眠たくなりながら、本日届いたCADソフト体験版の評価を行いました。CAD学習のための時間もあまりない上、PC1台で7人の学生が交代で練習するとなると、ちょっと高機能すぎて習得するのが大変かも。やはりフリーの汎用CADで平面図を描くところまでやって、後は3D樹木やベンチ等を置いていくだけの方が良いかもしれません。
稲葉山公園 ― 2006年05月02日 22:13
今朝は大学に行く途中に植田の稲葉山公園に立ち寄りました。ここはちょっとした小山で、南斜面はコジイを主体とした照葉樹林にアベマキの混じる、なかなか立派な林でした(それでも野鳥は少なかった)。北斜面は開けていて、頂上の展望台からの東山方面の眺めもなかなかです。展望台までは自動車でも(車止めがあった)、(押してもらえば)車椅子でも登ることができます。林内もデッキ上を歩く形になっていて、急斜面でも歩きやすくなっている上、林床の保護にもなっています。
鶴舞公園 ― 2006年05月02日 22:33
今日の午後のゼミでは鶴舞(つるま)公園へ見学に行きました。
この公園は明治43年の第十回関西府県連合共進会の会場として開設された、和洋折衷の総合公園です。噴水塔は当時のものですが、奏楽堂は昭和9年に建替えられたものだそうです。
奏楽堂のフェンスは五線紙に音符のデザインとなっていたのですが、目敏い(音楽の素養のある)学生が何とこれは「君が代」の楽譜だということに気付きました(いや、私もいちおう楽譜くらいは読めるのですが、そもそも読もうと言う気が起きない)。フェンスのデザインも当時のままなのかどうかは知りませんが、こんなところに潜ませるとはいやらしい。
この公園は明治43年の第十回関西府県連合共進会の会場として開設された、和洋折衷の総合公園です。噴水塔は当時のものですが、奏楽堂は昭和9年に建替えられたものだそうです。
奏楽堂のフェンスは五線紙に音符のデザインとなっていたのですが、目敏い(音楽の素養のある)学生が何とこれは「君が代」の楽譜だということに気付きました(いや、私もいちおう楽譜くらいは読めるのですが、そもそも読もうと言う気が起きない)。フェンスのデザインも当時のままなのかどうかは知りませんが、こんなところに潜ませるとはいやらしい。
久屋大通公園 ― 2006年05月03日 23:01
今日の午前中は上前津から久屋大通公園を歩いて北上しました。工事中でG.W.中のみ臨時営業中の名古屋テレビ塔(大人500円。名古屋市交通局の土日エコ切符600円を見せると半額。)にも登って来ました。写真を御覧になれば判る通り、テレビ塔以南は公園の両脇にクスノキ主体の植栽、テレビ塔以北は公園の幅全体に植栽(ケヤキが多い)となっています。当然のことながら、樹林性の野鳥は樹林となっている北側に現れました。とはいうものの、久屋大通公園で確認した野鳥は8種のみ。
キジバト、ヒヨドリ、センダイムシクイ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ドバト
シジュウカラは三の丸のお堀(今は空掘り)にはいました。ここでは渡り途中のキビタキ、不明大型ツグミ類もさえずっていました。また、ここでは5月中旬には陸棲ホタルのヒメボタルも発生するそうです。
名城公園から三の丸、久屋大通公園に至る緑のネットワークを通じて、どれだけ都市の内部に野鳥が導き入れられているかを研究しようと検討していましたが、ちょっと前途多難かもしれません。留鳥の秋冬における分布拡大に絞った方が良さそうです。
キジバト、ヒヨドリ、センダイムシクイ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ドバト
シジュウカラは三の丸のお堀(今は空掘り)にはいました。ここでは渡り途中のキビタキ、不明大型ツグミ類もさえずっていました。また、ここでは5月中旬には陸棲ホタルのヒメボタルも発生するそうです。
名城公園から三の丸、久屋大通公園に至る緑のネットワークを通じて、どれだけ都市の内部に野鳥が導き入れられているかを研究しようと検討していましたが、ちょっと前途多難かもしれません。留鳥の秋冬における分布拡大に絞った方が良さそうです。
名城公園 ― 2006年05月03日 23:25
昼頃は名古屋城(大人500円。1年定期2000円)、名城公園を歩きました。名古屋城の天守閣にも登って来ました。中はエレベータ付きの博物館になっており、お城としてはあまり面白くありません。庭園の方は、一部工事中で入れない区間もありました。公園の方はサイクリング・ロードや風車小屋のある広場、野球場などのある総合公園です。野鳥の方は、シジュウカラ、コゲラ、メジロも何とか確認できました。お堀にはカワウ、カイツブリ、コブハクチョウ、アヒル(マガモタイプ)もいました。
ノリタケの森 ― 2006年05月03日 23:39
午後は名古屋駅の北に位置する則武新町の「ノリタケの森」へ行きました。ここは陶器メーカーのノリタケが工場跡地を公園として整備して一般公開している場所です。再来週とその次の週の実習で1年生を引率して見学に来ることになっています。
「森」の定義を林冠の連続していることとすると、森らしい森はありません。芝生広場にまばらに樹木が植えられています。北側の一部には「ビオトープ」を称して、流れと池(沼?)があり、メダカも泳いでいます。説明版にビオトープの定義を「復元した場所」と説明しているのは、ちょっといただけないが、都心の一等地に企業が緑地を提供していることについては評価したい。
当然のことながら、ノリタケの食器類などの商品売り場もあります。贈物用にちょっと眺めてみましたが、食器や花器というものは貰う側はありがた迷惑な場合もあるので難しいです(食器棚の肥やしになったり、ストレス解消用に割られたり...)。フォトスタンドなどの方が無難そうです。なお、シダ植物(ワラビ、ヒトツバ、ハコネシダ、コシダ、イワデンダの他、ゼンマイやアジアンタム類もあるよう)を描いた グラン・ヴェールシリーズはシダ・マニアの方々にはお薦めでしょう。
「森」の定義を林冠の連続していることとすると、森らしい森はありません。芝生広場にまばらに樹木が植えられています。北側の一部には「ビオトープ」を称して、流れと池(沼?)があり、メダカも泳いでいます。説明版にビオトープの定義を「復元した場所」と説明しているのは、ちょっといただけないが、都心の一等地に企業が緑地を提供していることについては評価したい。
当然のことながら、ノリタケの食器類などの商品売り場もあります。贈物用にちょっと眺めてみましたが、食器や花器というものは貰う側はありがた迷惑な場合もあるので難しいです(食器棚の肥やしになったり、ストレス解消用に割られたり...)。フォトスタンドなどの方が無難そうです。なお、シダ植物(ワラビ、ヒトツバ、ハコネシダ、コシダ、イワデンダの他、ゼンマイやアジアンタム類もあるよう)を描いた グラン・ヴェールシリーズはシダ・マニアの方々にはお薦めでしょう。
白川公園 ― 2006年05月03日 23:58
地下鉄を亀島から伏見まで乗って、最後に白川公園に寄りました。大きく育ったケヤキの林と林床のシャガの花がなかなか良いです。東にある久屋大通公園とは高速道路の高架沿いの緑地帯でいちおう緑のネットワークが形成されています。
公園内には、名古屋市科学博物館や名古屋市美術館もあります。美術館前には地面に人が倒れている銅像があります。広場の噴水では虹を見ることができます。
公園内には、名古屋市科学博物館や名古屋市美術館もあります。美術館前には地面に人が倒れている銅像があります。広場の噴水では虹を見ることができます。
トチノキ ― 2006年05月03日 23:58
高いところなので気付きにくいですが、名城大学東門から登ってきて左手にあるトチノキ Aesculus turbinata(トチノキ科)が花を咲かせています。
トチノキは5~7枚の小葉からなる掌状複葉が特徴の落葉高木で、山地の谷筋では大木になることもあります。秋には大きな堅果を付け、リスやネズミの貯食行動によって種子散布されます。
トチノキは5~7枚の小葉からなる掌状複葉が特徴の落葉高木で、山地の谷筋では大木になることもあります。秋には大きな堅果を付け、リスやネズミの貯食行動によって種子散布されます。
いのちの森グリーンフェア自然観察会 ― 2006年05月04日 22:53
今日は日帰りで京都まで出かけて梅小路公園にある復元型ビオトープ「いのちの森」の自然観察会スタッフとして参加してきました。天気も良く、観察会の参加者数も結構な数となりました。ウグイスも盛んにさえずっておりました。しかし今年も狭い園内でのウグイスの繁殖はたぶん無理でしょう。
なお、朝は6時に自宅発、7時に名古屋駅発のJR東海道線快速に乗って米原まで。米原からは新快速で9:15頃に京都駅着。さすがにG.W.中とあって電車は混雑。米原・京都間は座れませんでした。そんな中で共著となっている投稿論文原稿にいちおう目を通しました。筆頭著者に今日はお会いできなかったで、改めてEメールでコメントを送るべきなのでしょうが、ちょっと面倒(失礼)。細かい英文チェックなどは私がでしゃばるのはやめておきます(ちょっと怪しい言い回しも散見しますが、生物科学論文に強い英文校正業者に出したものであったことを祈ります)。
帰りは18時に京都駅で新快速に一度乗ったものの、また混雑したところを立って3時間乗るのは明日以降の仕事に響きそうなので、すぐに降り、新幹線で20時ごろに帰宅しました。軟弱者とでも何でも言って下さい。
なお、朝は6時に自宅発、7時に名古屋駅発のJR東海道線快速に乗って米原まで。米原からは新快速で9:15頃に京都駅着。さすがにG.W.中とあって電車は混雑。米原・京都間は座れませんでした。そんな中で共著となっている投稿論文原稿にいちおう目を通しました。筆頭著者に今日はお会いできなかったで、改めてEメールでコメントを送るべきなのでしょうが、ちょっと面倒(失礼)。細かい英文チェックなどは私がでしゃばるのはやめておきます(ちょっと怪しい言い回しも散見しますが、生物科学論文に強い英文校正業者に出したものであったことを祈ります)。
帰りは18時に京都駅で新快速に一度乗ったものの、また混雑したところを立って3時間乗るのは明日以降の仕事に響きそうなので、すぐに降り、新幹線で20時ごろに帰宅しました。軟弱者とでも何でも言って下さい。
今日は自分の仕事ははかどらず ― 2006年05月05日 22:57
昨夜は遅くまで昔の先輩のJSPS-UNU研究員応募書類へのコメントのメール書き。といっても大して力になれなかった。もう1回くらいコメントしなければならなそう。京都往復と合わせて疲労困ぱい。
今日は午後から大学へ行くも眠たい。何とか共著となっている論文草稿へのコメントのメールを書いて、お終い。
明日は自分の研究の演算プログラムを走らせつつ、科研費申請書類作成を進めたいものだ。
今日は午後から大学へ行くも眠たい。何とか共著となっている論文草稿へのコメントのメールを書いて、お終い。
明日は自分の研究の演算プログラムを走らせつつ、科研費申請書類作成を進めたいものだ。
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