BIO-City 472011年03月02日 23:02

 昨年末に締め切りに苦しみながら執筆した雑文が印刷されました。名古屋市におけるコゲラやキビタキの分布拡大も紹介。
    橋本啓史(2011)ハビタットモデルで予測する都市緑地への野鳥の生息可能性. BIO-City 47: 86-91.

巣箱材料2011年03月03日 23:16

 今日の夕方はO君と市内の木材店へ行って、巣箱材料の相談。できれば地元(都市内)産木材でと考えていましたが、巣箱にはどうもコストパフォーマンスが悪いようで、製材加工だけお願いすることになりそうです。

琵琶湖環境科学研究センター2011年03月04日 23:51

 今日の午後は琵琶湖環境科学研究センターへ行って、「琵琶湖環境に関する提言」についての意見交換。

オオタカネットワークシンポ2011年03月05日 23:53

 今日の午後は東京・池袋の立教大で開催された第14回日本オオタカネットワークシンポジウムに参加。オオタカネットワークのシンポには、スタッフとして参加した茨城大会以来10数年ぶりの参加。オオタカネットワークだけれども、テーマは「サシバの繁殖期の生態と生息状況」(茨城大会もテーマはイヌワシだった)。3か月前にも同じく立教大でサシバの研究集会がありましたが、山のサシバの話や遺伝解析の途中結果など新しい話も聞くことができました。愛知県のサシバの生息状況についても豊田市自然観察の森所長が報告。
 なお、3か月後の6月4日(土)にも豊田市自然観察の森でサシバ保護についてのシンポが予定されています。

生態学会札幌大会初日2011年03月08日 23:10

 今日から札幌コンベンションセンターにて日本生態学会第58回大会。昼前に中部国際空港から新千歳空港へ。途中、木曽岬干拓地や佐渡島、ウトナイ湖を見下ろすことができました(離発着前後はデジカメで撮影できず残念)。苫小牧ではオジロワシらしき姿も上から。N先生とははぐれたので、札幌駅でT君やBさんと昼食後、ホテルに荷物を置いてから地下鉄に乗って学会会場へ。歩道に積もった雪がつるつるで危ない。学会初日終了後、明大の方たちに混ぜてもらって夕食。夜、ホテルに戻る頃には少し吹雪いてきました。

生態学会札幌大会2日目2011年03月09日 23:56

 今日も終日、札幌コンベンションセンターにて日本生態学会第58回大会。陸域水域ギャップのシンポ、ポスター発表会場、景観生態、保全、生態系管理等のセッション、猪自由集会などに顔を出しましたが、昨夜も学会誌編集作業や論文原稿検討などしていて、眠たい。。。しかしいくつか大変勉強になる発表は興味深く聴くことができました。

生態学会札幌大会3日目2011年03月10日 23:53

雪の大通公園
 朝は雪。大通公園にはカラスくらいしか見当たらない。。。
 今日も札幌コンベンションセンターにて日本生態学会第58回大会3日目。「景観変化と生物多様性の時間的ダイナミクス」のセッション、ポスター発表会場、鳥関係の口頭発表などに顔を出しました。種数や種の分布に過去の景観が与える事例は興味深く聴くことができましたが、もっと個々の種の生態や既存データの情報量(限界)をよく理解して変数を検討しないと、腑に落ちるモデルとならないのでは。。。一方で種特性に関係なく、孤立化によって時間とともに種数は減少するという数理モデルの発表も。
 夜は札幌駅近くで学会懇親会。エゾシカ料理をいただきました。

生態学会札幌大会4日目2011年03月11日 23:59

ポスター
 今日も札幌コンベンションセンターにて日本生態学会第58回大会4日目。午前中から昼はポスター会場で過ごす。自身のポスター発表も「愛知県豊田市における谷津環境の冬期湛水田に飛来する鳥類等」というタイトルで。午後は宮地賞・大島賞の受賞者講演を聴いていましたが、何度か大きな地震で揺れて、二、三度、講演会が中断。物が倒れたり、壊れたりといったことは学会会場や宿泊先ではなかったようだ。夕方は自由集会「里山的利用は森林の生態系サービスと機能の持続性に貢献するか?」に参加。東北、関西、北海道、インドネシアから多様な里山的森林利用が紹介されました。夜は(森林総研関係者を中心とした)自由集会関係者に混ぜてもらって懇親会。

ウトナイ湖2011年03月12日 23:59

オオワシ
 今日(日付改ざん)は新千歳空港から帰路につく前に苫小牧市のウトナイ湖に寄って、ネイチャーセンター野生鳥獣保護センターからや、部分氷結した沼の湖畔や積雪した林内の木道上でバードウォッチング。
 ネイチャーセンターの餌台近くはシジュウカラ、ハシブトガラ、ドブネズミ、エゾリスで賑やかでしたが、オオアカゲラやコゲラは見かけたものの林内は鳥影薄い。湖畔の林ではシマエナガ、マヒワ、ウソ、ベニマシコなどに出会えました。沼の氷上にはオオワシとオジロワシがぱらぱらと。キタキツネも1頭。開水面にはオオハクチョウ、コブハクチョウ、数種のカモ類の小群。上空をヒシクイが2羽だけ通過。
 雁類のねぐら入りも見たかったけれども、飛行機の出航時間があるので、17時過ぎにバスに乗って新千歳空港へ。しかし、飛行機は地震の影響による乗員手配の遅れで約2時間遅れの出航。何とか名古屋市内の地下鉄最終電車に乗れて帰宅。

学会誌編集業務代行2011年03月13日 23:59

 今日(日付改ざん)は大学へ行って、印刷幹事が震災にあわれて通信手段が限られてしまっていて中断している学会誌編集作業の代行について打ち合わせたり、あちらこちらに連絡を取ったり。