「烏図」 ― 2006年04月22日 00:20
米・シアトル美術館所蔵で、現在、東京文化財研究所で修復作業が終わって26日まで根津美術館で展示されているという「烏図」の屏風の写真が、朝日新聞夕刊の文化面に掲載されていました。
江戸時代初期のものですが、なかなかよく観察して描かれた図で(嘴を黄色にしたりしない)、嘴の太さやおでこの突き出し具合から一目でハシブトガラスと判ります。しかし、今でこそ都会のゴミ集積場にハシブトガラスが群れている風景はよく見ますが(ただし、大阪市や名古屋市ではハシボソガラスがほとんどのように感じる)、本来は森林性のハシブトガラスが江戸時代ごろにも群れで地上に降りていたのでしょうか?農耕地で地上に群れているカラスはハシブトガラスかミヤマガラスだと思うのですが。
江戸時代初期のものですが、なかなかよく観察して描かれた図で(嘴を黄色にしたりしない)、嘴の太さやおでこの突き出し具合から一目でハシブトガラスと判ります。しかし、今でこそ都会のゴミ集積場にハシブトガラスが群れている風景はよく見ますが(ただし、大阪市や名古屋市ではハシボソガラスがほとんどのように感じる)、本来は森林性のハシブトガラスが江戸時代ごろにも群れで地上に降りていたのでしょうか?農耕地で地上に群れているカラスはハシブトガラスかミヤマガラスだと思うのですが。
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