本日より名城大学農学部・講師2006年04月01日 00:00

名城大学正門(青色ダイオードを使った時計)
 本日平成18年4月1日付で名城大学農学部生物環境科学科 ランドスケープ・デザイン学研究室の講師となりました橋本啓史です。
 このぶろぐはとりあえず、真面目な研究活動報告や学内外の生物情報を提供していく予定でいますので、どうぞよろしく。

論文査読2006年04月02日 23:49

 今日は年度末に蓄積した疲れを取るために休息していました。
 しかし休んでばかりもいられないので、論文査読の仕事を再開。査読とは全くの無償奉仕の仕事なので、比較的時間的余裕ある(というか裁量労働者の)大学教員などにお鉢が回ってきます(今回の私の場合はポスドク中の依頼)。依頼してくるのは、通常は自分の所属学会や投稿経験のある雑誌からなのですが、今回は2本とも所属学会以外なのです。。。それも1本は英文。(英語での)教育的なコメントを依頼者から求められているのでなかなか大変です。

研究環境整備はあまり進捗せず。。。2006年04月03日 22:45

 先週末の時点でパソコンなどの備品は納品されていたのですが、今日はそのセッティングなどを進めました。
 しかし、まだ内線電話やLANコンセントの増設工事が済んでおらず、思うようにはかどりませんでした。最近のソフトウェアはインターネット接続されていないとセットアップが進まないものが多くてやっかいです。

 今日は同じく新任のM先生が教授と共に挨拶に来られましたが、明日には私も農学部の研究室を挨拶回りせねばと思っております。

サクラ満開2006年04月04日 23:47

天白川沿いのソメイヨシノ
 あっという間にソメイヨシノが満開となりました。
 自宅近くの天白川沿いの遊歩道では、ソメイヨシノのほか、白い花のユキヤナギ(散形花序が前年枝に多数付いている)、黄色い花のレンギョウ、赤い花のボケが満開です。

ウグイス2006年04月04日 23:53

ウグイス
 名城大学9号館の近くで昨日、今日とウグイス Cettia diphone の地鳴きが聞こえています。
 ウグイスは「ホーホケキョ」というさえずりのほかにも様々な鳴きかたをしますが、地鳴き(繁殖行動や警戒時に関係なく鳴く際の声)は「チャッチャッ」という声になり、笹やぶの中で鳴いていることが多いので「笹鳴き」とも呼ばれます。
 ウグイスは通常、ササやぶの中に巣を作って子育てするので、ササやぶの少ない都市公園では、冬期は滞在していても、初夏の繁殖期に巣を作って子育てしていることは稀です。街中で春先の梅の花が咲く頃に「ホーホケキョ」の声を聞くことが出来ても、5月ごろまでには山の方へ行ってしまって、さえずりが聞かれなくなってしまう場所もあります。
 名城大9号館近くのウグイスは、今日のような良い天気でもさえずっていなかったことから、メスなのかもしれません。大学内にウグイスが巣を作ることができるようなササやぶはあるでしょうか?

ツルニチニチソウ2006年04月06日 23:56

ツルニチニチソウ
 名城大学9号館南の斜面(壁の上)では今、ツルニチニチソウ Vinca major (キョウチクトウ科)が紫色の花を咲かせています。
 本種はヨーロッパ原産で観賞用やカバープラントとして栽培され、帰化した常緑多年生草本で、茎は横に伸びて節から発根し広がっていきます。
 とても美しい草花なのですが、一端広がってしまうとコントロールが大変な植物です。

スギナ2006年04月06日 23:58

ツクシ(左)とスギナ(右)
 名城大学5号館前のロータリーには今、ツクシがたくさん生えています。
 ツクシとはシダ植物のスギナ Equisetum arvense (トクサ科)の胞子茎で、胞子を飛ばすためだけに春に伸びてきます。ツクシは緑色の栄養茎(光合成を行う)と地下茎で繋がっています。

豊田市訪問2006年04月06日 23:59

 今日の夕方はN先生と一緒に豊田市へ行って、矢作川研究所や豊田市自然観察の森関係者などと顔を合わせてきました。
 豊田市内には矢作川が流れ、雑木林も多く、ランドスケープ・エコロジーの観点からの研究フィールドもいろいろありそうです。

ジンチョウゲ2006年04月07日 23:42

ジンチョウゲ
 名城大学9号館東側出入り口付近ではジンチョウゲ Daphne odora (ジンチョウゲ科:沈丁花)の花が(終わりかけですが)咲いています。
 本種は中国原産の常緑低木で、室町時代に渡来し、庭木などに利用されています。花弁はなく、花弁のように見えるのは4裂した筒状のがくです。花には強い芳香がありますが、トイレの香りのイメージが強いのは私だけでしょうか。。。

ようやく教員らしく2006年04月07日 23:54

 今日は新1年生対象の実習のオリエンテーションの後、指導教員(主に1年生~3年生の間に諸々の相談にのる)として担当する10名の新入生との面談がありました。(昨日は教授会の末席にも加わりましたが)ようやく教員らしい仕事を(ちょっとだけ)しました。
 (自分のことは棚に上げていますが)今どきの学生は、質問コーナーでは何も質問が出ないのに、解散後にぱらぱらと質問にやってくるのですね。。。