巣箱架け2011年04月15日 23:00

アオバズク用巣箱
 今日はO君とまたまたH教授()、更には留学生の方も一緒に巣箱の組み立て作業。その後、まずは設置許可が既に下りているエリア内にアオバズク用巣箱1個とキビタキ用巣箱2個を架設してきました。利用してくれると、またそこから給餌調査などの研究できるので、ありがたいのですが。

いのちの森鳥調査2011年04月16日 22:46

シメ
 今日は京都市梅小路公園の復元型ビオトープ「いのちの森」へ行って鳥調査。京大Dの3名も参加してくれましたが、これからも来てもらえますかどうか。午前中は荒れた天気でしたが、雨には降られずに済みました。メジロとトビは賑やか。シロハラもさえずり練習。ツツジ類やサクラ類、フジなどのほか、あまり目立たないもののエノキやヤマグワ、アラカシ、シダレヤナギなどの花も咲いていました。
 午後の自然観察会は、植物に関心のある兄(5歳)妹(3歳?)の参加で賑やかでした。

藤原岳自然観察会2011年04月17日 23:57

ヒロハノアマナ
 今日は三重県いなべ市の三岐鉄道・西藤原駅へ9時に着いて、日本野鳥の会愛知県支部藤原岳自然観察会に参加。9時40分駅スタートで聖宝寺道を主に植物観察をしながらゆっくり登り、12:10~12:35に六合目で昼食。13時頃に八合目まで登って、ガマ合戦を見てから大貝戸道で14時半頃に下山。石灰岩のガレガレの山で、結構ハードな登山&下山でした。いろいろ山の植物を教わりました。鳥はそれほど多くの種類は見られなかったものの、オオルリを今季初認。残雪のある沢の倒木上でさえずるミソサザイの姿も見ることができました。

春の嵐2011年04月19日 23:52

春の里山
 今日の午前中は豊田市のサシバ営巣地巡り。桜の花と新緑でようやく春らしくなってきましたが、夏鳥はセンダイムシクイの声を聞いたくらい。昼頃と夕方に春の嵐が通過し、やや強い雨が降りました。サシバはどこも空振り。。。
 午後は豊田市自然観察の森周辺地域に1個だけキビタキ巣箱を追加架設。キビタキは水田由来の水生昆虫も餌としているでしょうか?昨年の卒研生の調査では、ため池近くでもあまり水生昆虫は雛の餌になってはいないようでしたが。

「緑地材料学」第2回2011年04月20日 22:46

 今日は「緑地材料学」の第2回講義「樹木の性質」。先週時間切れとなった植物用語の解説をまずやってから、自然分布と植栽分布に関連して生態的地位(ニッチ)、温量示数、クライメートゾーンを解説。次いで、陽樹と陰樹、各種耐性を持った樹種をいくつか紹介。
 その後、樹木解説の担当決め。出席者は先週より約10名減って61名(その後、3名追加)。ひとり1種の担当では基本100種をカバーできない。。。

巣箱架け22011年04月22日 21:19

アオバズク用巣箱
 今日はO君とH教授、留学生の方、更にはI助教にも手伝っていただいて、新たに設置許可が下りたエリア内にアオバズク用巣箱1個を架設。
 それから架設木を中心に半径11.3mの円形プロット(0.04ha)の毎木調査。森林内で中心と端で2人でメジャーを持ってぐるっと円を描こうにもメジャーが幹に引っかかるし、円形プロットってどうやって皆さん設定しているのでしょうね。。。半分の半径の「森の健康診断」は釣竿だそうですが、11.3mの棒を振り回そうにも上の枝に引っかかりそう。今日はレーザーレンジ・ファインダーで中心木との距離を確認しながら計測対象か否かを判断。
 円形プロット内には1.3m以上の樹木が14種(常緑樹9種、落葉樹5種)93本、DBH 5cm以上が20本(+枯死幹3)、BAは18.7m2/ha(常緑樹25%、落葉樹75%)。後日、オーストラリアからの留学生の方が豪・ビクトリア州の Habitat Hectares Scoring 法でも評価してくれる予定。

ALOS停止2011年04月23日 23:39

 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)が昨日で電源オフとなって停止してしまったそうです。後継機「ALOS-2」はすぐには打ち上がらないようで、新規撮影画像はしばらくは空間分解能と青色バンドを諦めて、ASTERでやっていくしかないのでしょうか?SPOT-5IKONOSQuickBirdは価格が高すぎ。。。

木曽岬探鳥会2011年04月24日 23:37

ミサゴ
 今日は9時前に弥富野鳥園へ行って、木曽岬探鳥会に参加。春らしくなってきて、セッカやウグイスがさえずっていたり、チュウシャクシギの群れやチュウヒのディスプレイも見られました。

竹生島カワウ6題2011年04月24日 23:51

 今日の午後は、琵琶湖博物館へ行って、日本鳥学会員近畿地区懇談会例会に参加。竹生島のカワウのシャープ・シューティング(駆除)、森林衰退、巣材についての最新情報をまとまった形で聴くことができました。竹生島のカワウ・コロニー問題がややこしいのは、コロニー規模の大きさと高密度営巣、急峻な地形、そして何より貴重な文化財や内陸のタブノキ林の保護も考えないといけないことがあることでしょう。

「緑地材料学」第3回2011年04月27日 22:20

 今日は「緑地材料学」の第3回講義。今日から樹木テストを開始。まずは針葉樹10種。学名の問いも復活。
 本日のテーマは「樹形と樹木の伸長・剪定」。自然樹形と人工樹形の解説の後、「剪定」の途中まで。今日は樹木テストの答え合わせは早々に終わらせたつもりだったのですが。。。