博物館実習Ⅰ(動物班)その12015年05月10日 23:19

キアシシギ
 今日は日曜日だが、博物館実習Ⅰ(今年度は3年生の受講者数が多いので、急遽、植物・昆虫に加えて設けられた動物班を日曜や夕方遅くに計16時間分担当させられることになった)。
 9時過ぎにあおなみ線・野跡駅前で学生10名と合流し、まずは環境省の稲永ビジターセンターの展示物をざっと見学。(狙って日程を決めたわけではなかったが)10時からは藤前干潟探鳥会に混ぜてもらって、昼までバードウォッチング。快晴なれど強い向かい風で、観察しにくいし、声も聞こえずらかった。また、手前に少し出た干潟にはチュウシャクシギが数羽いたくらいで、シギチの多くは導流堤近くにいて遠かった(昨年度末に実験・実習用に学部予備費で購入した望遠鏡8台だけでは足りないので、個人持ち2台も貸し出し、自身は双眼鏡だけとなってあまりよく見えず。。。)。
 昼食後、再度、稲永ビジターセンターにお邪魔して、DVD鑑賞。その後、少しは博物館実習らしいことをせねばと、鳥類の「観察記録」の付け方(特に形態の記載の仕方)の実習。まずは名古屋市野鳥観察館に展示してある本はく製で練習(若干、色褪せているが・・・)。再び野外に出て、潮が引いて頭を出してきた岸近くの岩礁上にイソシギとキアシシギを見つけ、観察記録を付けさせて終了。15時過ぎに解散。