「緑地環境学」第2回 ― 2006年10月03日 22:02
今日の1限は「緑地環境学」の第2回講義。テーマは「都市緑地の機能」。今日は受講生に都市緑地の機能を挙げさせて時間稼ぎをしたら、90分の講義時間を3分間くらいオーバーしてしまいました。。。最後の3分間が最も重要な話題。
本日の講義の要点
本日の講義の要点
- 緑地とは、狭義には非建ぺい空間で永続性をもったものをいう。民有地のみどりでも永続性に近いものを担保することができるように、様々な規制が用意されている。
- 都市公園は、利用目的と誘致圏距離によって区分されている。
- 公園は、歴史的には、近代化や民主化の象徴、戦中の防空といった役割を担わされてきた。
- 今日の都市公園には、「環境」と「参画」をキーワードにした新たな役割が期待されている。
- みどりの環境保全機能は、単一機能では工業製品等に劣るが、複合的・総合的に発揮される。
- 都市のみどりの機能と効果は存在効果と利用効果に大別されるが、両者のバランスが重要。利用の高度化によって存在効果が損なわれることもある。"塩漬けの土地"にも存在効果はあり、無駄ばかりではない!
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