農学部地区懇談会(静岡) ― 2010年10月03日 23:59
今日の午後は、静岡市で農学部地区懇談会でした。
「緑地環境学」第3回 ― 2010年10月05日 23:59

今日は「緑地環境学」の第3回講義。今日のテーマは「都市緑地と防災」。途中、パソコンがフリーズするトラブル。話の順序を変えたりしたものの、最後は少し時間オーバー。
- 空地としての機能・・・避難地/風の道
- 葉を茂らすことによる機能・・・ヒートアイランド現象の緩和/防火・防風・防音
- 根を張ることによる機能・・・斜面保護
冬水田んぼ鳥調査19 ― 2010年10月08日 21:58
今日は9時すぎに豊田市自然観察の森の冬水田んぼへ行って、昼間の鳥調査の19回目。相変わらず水もない状態ですが、キジバトとセグロセキレイが飛来。
その後、今日から3日間一般公開中の矢並湿地を見学。平日でも結構にぎわっていました。
マガン情報を得て、午後は水田地帯を車でぐるぐる回るも発見できず。ノビタキやチョウゲンボウを見かけました。
16時55分から日没前後の冬水田んぼの鳥調査。相変わらずアブラコウモリばかり。ただ、近くの休耕田からはヒクイナらしき声も。
その後、今日から3日間一般公開中の矢並湿地を見学。平日でも結構にぎわっていました。
マガン情報を得て、午後は水田地帯を車でぐるぐる回るも発見できず。ノビタキやチョウゲンボウを見かけました。
16時55分から日没前後の冬水田んぼの鳥調査。相変わらずアブラコウモリばかり。ただ、近くの休耕田からはヒクイナらしき声も。
10mメッシュ標高データ処理 ― 2010年10月10日 19:29
昨日と今日は某学会の編集作業をしつつ、並行して国土地理院提供の10mメッシュ標高データのGISへの取り込みと地形解析。50mメッシュの時代に比べて細かな地形もよくわかるようになりました。10mメッシュの標高データを使うならば、空中写真もちゃんと単画像オルソ幾何補正くらいはやらないと論文にならないのですかね。また新たな下請け仕事を自主的に(?)やらねばならなさそう。
ArcGISへ10mメッシュDEMを取り込む方法のメモ。
ArcGISへ10mメッシュDEMを取り込む方法のメモ。
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1. 基盤地図情報ダウンロードサービス
でJPGIS形式を選択し、
基盤地図情報(数値標高モデル)の10mメッシュ(標高)
から都道府県単位あるいは1/2.5万地図の図画単位で選択し、XML 文書形式のデータ(ZIP形式で圧縮されている)をダウロードする。
2. ESRIジャパン社のサポートページから BMapConvInstaller.zip をダウンロードしてきてインストールする(年間保守契約が必要。しかしネットワーク上の某所に置いてある。ArcGIS 9.3以降対応。)。ArcMapのツール→カスタマイズのコマンド(C)のカテゴリ(G)中からJapan Utilitiesを選択し、コマンド(D)中の基盤地図情報変換ツールをツールバーにドラッグ&ドロップする。
3. ArcCatalogでパーソナルジオデータベースを新規作成する。ArcMap上で基盤地図情報変換ツールを起動し、XML形式(または圧縮されたZIP形式)の標高データを入力データ、作成したパーソナルジオデータベースを出力データとして変換する(同一ファイルにまとめたい複数XMLファイルを入力可。同一種別のデータは1レイヤとして保存にチェックを入れる)。
4. データフレーム形式をUTMなどの投影座標系にしたArcMap上に、上記パーソナルジオデータベース内のDEM区画を追加する。元データの座標系がJGD2000の緯度経度なのでメートル単位に変換するため、このDEM区画の名前の上で右クリック、データ→データのエクスポートで新たなファイルを作成する。空間参照は現在のデータ フレーム(UTMなどの投影座標系)を選択、出力ラスタのセルサイズを10mの正方形、形式をIMAGINE Imageとして、適切な場所・名前で保存する。
伊良湖岬タカの渡り観察 ― 2010年10月11日 22:16

今日は6時自宅発で渥美半島・伊良湖岬へ行って、タカの渡り観察。8時半前に現地到着するも恋路ヶ浜の駐車場は満車。フェリー乗り場側駐車場からスコープと折りたたみ椅子をかついで恋路ヶ浜へ歩き、8時50分くらいから観察開始。
快晴だが風が強い。初め、ミサゴ、チゴハヤブサ、ノスリ、ハチクマ、ハヤブサと立て続けに現れて、まずまずと感じていたものの、10時過ぎからはポツリポツリに。海の方ではオオミズナギドリが多数。T大のH教授も学生と一緒に観察に来られていて、今日はさっぱりですねとご挨拶。その後の14時頃から、サシバとハチクマがパラパラと渡るものの、空高くて、写真では豆粒程度にしか写らない。。。デジスコも飛び物には向かず、なかなか出番がない。
15時に切り上げて、少し休憩の後、帰路に。東名高速で少し渋滞にはまってしまい、3時間以上かかってしまいました。フェリーを活用すべきだったかも。
快晴だが風が強い。初め、ミサゴ、チゴハヤブサ、ノスリ、ハチクマ、ハヤブサと立て続けに現れて、まずまずと感じていたものの、10時過ぎからはポツリポツリに。海の方ではオオミズナギドリが多数。T大のH教授も学生と一緒に観察に来られていて、今日はさっぱりですねとご挨拶。その後の14時頃から、サシバとハチクマがパラパラと渡るものの、空高くて、写真では豆粒程度にしか写らない。。。デジスコも飛び物には向かず、なかなか出番がない。
15時に切り上げて、少し休憩の後、帰路に。東名高速で少し渋滞にはまってしまい、3時間以上かかってしまいました。フェリーを活用すべきだったかも。
「緑地環境学」第4回 ― 2010年10月12日 21:45

今日は「緑地環境学」の第4回講義(出席者は登録者の3分の2くらいの程度な数に収まってきたようだ)。今日のテーマは「街路樹の役割」。樹種当てクイズに時間を割き過ぎて、メインであるはずの街路樹管理の問題の話題が駆け足に。。。
街路樹管理の問題点
街路樹管理の問題点
- 空間競合(地上(枝張・枝下高)・地表(植枡・踏圧)・地下(根系))
- 強剪定と剪定技能
- 落ち葉対策と剪定時期
- 鳥のフン害(特にムクドリの集団(夏)塒)
- 倒木対策・街路樹診断
- 管理費の増加
- 住民参加のあり方(街路樹愛護会)
生物多様性交流フェア ― 2010年10月15日 22:44

今日の夕方は、熱田区白鳥公園で開催中の生物多様性交流フェアへ。URBIO2010の成果のCD & チラシ・セットをCOP10支援実行委員会のブースに持ち込み、ここで配布してもらうため。まだ閉じているブースも多く、人もまばらですが、来週、再来週の最終週になるにつれて開店していくようだ。それでも、いろいろブースをひやかして回ると結構な数で、押しつけられるパンフレットの量も多い。各省庁もCOP10に間に合わせて新たなパンフレットを作成しており、講義の参考資料として収集。
造園技報委 ― 2010年10月16日 23:56
今日は東京・渋谷の造園会館で造園技術報告集委員会でした。
帰りに乗った地下鉄・東山線の一編成がK大農学部の入試広告にジャックされていました。1学部単独で大々的に名古屋に学生を獲りに来るとはさすが規模が違います。。。
帰りに乗った地下鉄・東山線の一編成がK大農学部の入試広告にジャックされていました。1学部単独で大々的に名古屋に学生を獲りに来るとはさすが規模が違います。。。
岡崎ストーンフェア ― 2010年10月17日 23:30

今日は岡崎に出かけた帰りに、昨日・今日と乙川河川敷で開催中の岡崎ストーンフェアをちょっと見学。墓石が多いが、庭用の燈籠などの石材加工品も。
「緑地環境学」第5回 ― 2010年10月19日 23:30

今日は「緑地環境学」の第5回講義。今日のテーマは「都市のランドスケープ・エコロジー」。年々、話したい内容(学生が聞きたい内容とは限らないが・・・)が増えてきて時間が足りない。。。後半部分の詳しくは、下記の3文献を読んで下さい。
- 森本幸裕・夏原由博(2005)『いのちの森:生物親和都市の理論と実践』, pp398+x, 京都大学学術出版会
- 橋本啓史・夏原由博・森本幸裕(2006)都市の景観構造と鳥類の生態. 景観生態学 10(2): 65-70.
- 森本幸裕・橋本啓史・今西亜友美・村上健太郎・田端敬三・大石善隆(2009)都市の生物多様性:フィールド研究の現在. BIO-City 43: 116-121.
- 土地のポテンシャルの把握
- 生息地の面積・質の保全・再生・創出
- 水と緑のネットワーク形成
- 都市周辺の流域圏の自然環境との連携
- 自然のプロセス(遷移・自然撹乱)の維持
- 適切な管理(利用・保全のゾーン区分、外来種の駆除)
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