八事山興正寺2006年05月14日 23:12

八事山
 今日の午後は八事に買い物に出たついでに、八事山興正寺を歩いてきました。八事山は興正寺境内と中京大学に侵食されていますが、市街地にあって、なかなか立派な森となっています。
 南東部は落葉広葉樹のコナラやアベマキ、サクラ類が主体の林、西側はアラカシやクスノキ、サカキなどからなる照葉樹林となっていて、散策コースもあり、樹木名プレートもところどころ付いています。植物園と違ってこっそり採集が可能な分、樹木実習には良い場所かもしれません。興正寺も総門近くには「八事里山ビオトープ」なる菖蒲園のような湿地が造られていました。
 鳥のほうは、ヤマガラ、エナガも確認。市内でヤマガラが繁殖しているのはうれしいですね。

確認した野鳥
キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

サツキ2006年05月14日 23:25

サツキ
 名城大学の東門の坂などで植え込みのサツキ Rhododendron indicum (ツツジ科)が咲いています。
 サツキは野生では丘陵地から山地の河岸の岩壁に張り付くように生える半常緑低木です。なお、半常緑植物とは、春に開葉して秋に散る春葉のほかに、夏に開葉して越冬する夏葉があるために、年中葉が付いている植物です。サツキの場合は春葉と夏葉との形の違いはさほどないようで、どちらめ小さ目の厚くて光沢・毛のある葉になります。盆栽や庭木として園芸品種がたくさん作られています。