稲永公園2006年05月27日 23:35

藤前干潟
 昼頃に稲永公園のラムサール条約湿地藤前干潟「稲永ビジターセンタ」ーと名古屋市野鳥観察館へ行ってきました。丁度昼前が大潮だったのですが、シギチドリ類の春の渡りのピークも終わり、人も鳥もわずかでした。人が少ないおかげで、ビジターセンターでは親切に写真の解説をしていただきましたが。
 鳥の方は、カワウとコアジサシはたくさんいるものの、シギチドリ類はわずか。また、どれも遠くで、観察館備え付けの30倍の望遠鏡で覗いても豆粒程度で、干潟の鳥に弱い私には識別が困難。以下のリストには識別漏れの種も大いにあることでしょう。

観察した野鳥のリスト(20種)
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、スズガモ、ミサゴ、シロチドリ、トウネン、ソリハシシギ、チュウシャクシギ、コアジサシ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

鶴舞の古書店街2006年05月27日 23:44

 夕方は鶴舞の古書店街を覗いて来ました。古書店街といっても3軒+改装中1軒。表通りの2軒はなかなか大きくて品揃えもまあまあ?もう1軒は小さいながらも園芸関係の古書が結構置いてありました。「週刊朝日百科 植物の世界」が揃いで39000円には心が動かされましたが、手持ちのお金もなく、衝動買いには至りませんでした。

 ちなみに午後は市内某ショッピングセンターにて某音楽グループによるインストアライブ&握手会を遠巻きに眺めてきました。さすがに握手会まではちょっとね。。。CDを買って整理券を貰わないといけないし、筋金入りのファンに混じって衆人注目の中を列に並ぶのも苦痛。。。

ヤマグワ2006年05月27日 23:55

ヤマグワ
 名城大学東門から入って右手の駐車場入り口付近にあるヤマグワ Morus australis(クワ科)が実をつけています。
 ヤマグワは落葉広葉樹で、カイコの飼料としても知られます。ヤマグワとマグワはよく似ていますが、雌花の花柱が長くて、果実にも花柱の長い突起が残るのがヤマグワだそうです。葉は3~5深裂していることが多いですが、まったく切れ込みがない場合もあり、葉の形状は変化に富みます。

『名古屋の野鳥』2006年05月27日 23:57

名古屋の野鳥7
 名古屋市は1975年以来、5年に1回、市内の主な緑地で野鳥生息状況調査を行っています。7回目(2004/4~2005/3)の調査報告と探鳥地ガイドを載せた本が今年発行され、今日、稲永公園の名古屋市野鳥観察館で購入してきました(市役所と東山公園でも販売されているらしい)。価格は1000円で限定800部印刷だそうです。
 今回の調査では51か所の森や公園、河川、池沼などで1年間、毎月1回のセンサスが行われています。(私などがこれよりも少ない労力しかかけずに今更調査しても意味がありません。)また、5年ごとに調査されているので、過去との比較もできるので大変貴重な資料です。これらのデータを解析してみても面白いのですが(メタアナリシスあるいは「他人のふんどしで相撲を取る」とも呼ぶ)、まずは調査グループの方々と信頼関係を築いてから、それもファースト・オーサーではない形での発表となるでしょう。