第3回自然再生グランドデザイン研究会2006年12月09日 00:00

 今日(日付改ざん)は第3回自然再生グランドデザイン研究会参加のため、初めて松戸市の千葉大学園芸学部へ。テーマは「自然再生事業の現状と課題」ということで、環境省と国土交通省河川局において自然再生事業の中枢におられるお二人による話題提供を拝聴しました。
 折りしも、次回の「緑地環境学」の講義のテーマが「自然再生とミティゲーション」の予定なので(1年前に作ったシラバスなのにタイミングがよい)、いろいろ参考になりました。
 自然再生推進法によって省庁間の連携や線引き範囲外での事業も可能になったはずなのですが、実際にはまだまだ実現は困難なようです。。。それと自然再生事業への技術的アドバイスのできる人材不足も深刻です。農業土木を完全に捨ててしまっている名城大学農学部でそのような人材を育成するためには、理工学部の土木関係学科との連携が不可欠でしょう。