ツグミ2006年12月24日 23:47

 今日、ようやく名城大学構内でツグミ Turdus naumanni(ツグミ科)を記録しました。
 本種は日本には冬鳥として飛来し、飛来当初は山地で過ごしている個体が多いですが、山の木の実が減ってくると平野部に降りて来て、都市部にも現れます。平野部に降りて来てからも、最初は樹上で木の実を食べて過ごしていることが多いのですが、次第に地上に降りて虫などを食べるようになります。冬に農地や芝生の上を単独で飛び跳ねている赤茶色の背中の中型の鳥は、たいていツグミです。春には北へ帰るエネルギーを貯めているため、まるまると太ります。