干潟エクスカーション2006年12月10日 23:48

盤州干潟(海側から陸側を望む)
 今日は、昨日の自然再生グランドデザイン研究会のエクスカーションとして、本日は千葉大・小林先生のご案内で、千葉県習志野市の谷津干潟と木更津市の盤州干潟を見学して来ました。
 谷津干潟では、観察センター職員の方から干潟が残った経緯や近年のアオサ大発生問題等の説明を受けてから干潟の野鳥観察。潮が満ちていて、シギチドリ類はほぼ皆無。それでもセイタカシギと自身初のズグロカモメが見られたので来た甲斐がありました。
 盤州干潟は、木更津市の小櫃川河口に広がる現在東京湾最大の干潟で、東京湾アクアラインがすぐ近くに見えます。長靴をお借りして、広大なヨシ原を抜けて、更に潮の引いた広大な干潟の先の方まで歩きました。山砂が大量に供給されるため、泥ではなく固めの砂地の干潟となっているそうです。野鳥は、干潟にハマシギ、ダイゼン、シロチドリ、ヨシ原にチュウヒ、タヒバリなどが見られました。今では貴重な塩生植物も多いそうです。