アカハラ2006年12月31日 17:36

 今日は名城大学4号館の南側でアカハラを見かけました。アカハラはアカハラでも、鳥の方のアカハラ Turdus chrysolaus(ツグミ科)です。
 アカハラはツグミの仲間で、名前の通り赤いお腹をしています。日本の山地帯で繁殖していますが、冬になると平地に降りて来て、公園などでも見かけます。暗い林床で葉っぱを裏返して餌を探していることが多いです。
 関東ではシロハラ3羽に対してアカハラ1羽くらいの割合で越冬しているような(個人的)印象ですが、関西の都市部ではほとんど越冬個体を見かけることはできません。名古屋の状況を例の『名古屋の野鳥』で見てみると、名古屋城一帯や針名神社周辺、東谷山では少数が越冬しているようですが、他の場所では春の渡り時期の記録がほとんどで、越冬個体はあまり多くはないようです。

よく柿喰う客たち2006年12月31日 17:49

カキノキ
 名城大学の東門を入ってすぐに左に入っていく道の突き当たりにカキノキ Diospyros kaki(カキノキ科)があり、よく熟した実がまだ残っています。今日はこの実を食べにムクドリ(写真中の黒っぽくて頬と腰が白い鳥)やメジロ、ヒヨドリが来ていました。

クスノキ2006年12月31日 17:54

クスノキ
 2日前まではたわわに成っていた名城大学内のクスノキ Cinnamomum camphora(クスノキ科)の黒い実が、すでに今日はすっかり鳥たちに食べ尽くされてしまっていました。主にヒヨドリとハシボソガラスが食べに来ていますが、ツグミやムクドリ、ドバトも来ているようです。ハシボソガラスは枝を折って食べるのか、木の下には小枝が散らばっていました。
 クスノキは南方系の常緑広葉樹で、生長が早く、巨木になります。名古屋市内では街路樹として、道路の中央分離帯に多く植栽されています。葉の基部の少し上からはっきりとした3主脈があるのと、脈腋に白っぽい膨らみ(ダニ室)があってダニが棲んでいるのが特徴です。また、アオスジアゲハ(蝶)の幼虫はクスノキの葉を食べて大きくなります(写真の丸囲み内はアオスジアゲハの蛹)。

2006年12月に名城大学内で観察した野鳥2006年12月31日 18:04

キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

計15種

大晦日2006年12月31日 23:55

 今日は午前中に東山公園・平和公園方面を車で抜けてから昼頃大学へ。構内をうろうろ歩いて樹木や鳥を眺めてから研究室へ。
 昨日、学生スペースで電気ストーブやら電子レンジやらを同時にたくさん使用してブレーカーを落としてしまったのか、研究室のコンセントから電気が通じていませんでした。。。幸い自分の机の所のコンセントだけは別系統なので、自分はパソコンや電気ストーブも今日は利用できましたが。。。
 営繕は5日から出動してくれるかな?下手すると9日からかな?それまでの応急措置として、まだ利用できる自分の机の所のコンセントから学生スペースに延長コードを伸ばしておきましたが、自分のパソコンと学生用デスクトップPCとノートPC、プリンタ、電気ストーブを一斉に使用したら、このコンセントのブレーカーまでが落ちてしまって全滅しそうで恐ろしい。。。